虫歯

健康な歯を維持する為に

喫煙は歯周病の最大のリスク因子だということもわかっています。
私たちは一般的に、虫歯か歯周病、或いはその両方のくりかえしで、歯を無くしてしまいます。
この二つの病気を予防するためにも禁煙は必要です。
虫歯をつくらないようにする条件にもいくつかあります。
まずは虫歯菌に負けない丈夫な歯を作ることです。
その為にフッ素を含んだうがい液で毎日うがいをしたり、歯医者さんや保健所などで定期的にフッ素を塗ってもらうことは虫歯になりにくい歯を維持することに効果をあげます。
毎日の歯磨きの際にフッ素を含んだ歯みがき剤を使用するのも、もちろん有益です。
歯を強くする性質があるフッ素はお茶や海藻にも含まれていると言われています。
次に、特にお子様の場合は歯医者さんでシーラントという処置をしてもらうことで虫歯を予防することもできます。
奥歯のかみ合わせの部分は良く見ると溝が深くなっていますね。
そこは食べカスが残り歯垢がつきやすくて虫歯になりやすい場所です。
歯磨きがまだ思うようにできないお子さんに対して、その溝を虫歯になる前に埋めてしまう処置になります。

健康な歯を維持する為の食べ物

健康な歯を維持する為に心がけたいことは、まだ他にもいくつかの点があります。
チョコレートやジュースには砂糖がたくさん含まれていることはご承知の通りですが、ダラダラ食いをやめて食べる時間を決めることで、虫歯への影響もある程度減らすことができます。
食事とおやつの規則的な生活習慣をつけることが大切です。
またジュースなどの清涼飲料水に含まれるリン酸という成分は、カルシウムを私たちの体から奪い取って骨を弱くしてしまう作用を持ちますので飲みすぎは虫歯にも悪影響を与えます。
最近では、お菓子などに砂糖の代わりとしてキシリトールや、虫歯を作らないと言われるほかの甘味料を使用する場合もあります。
ただし、甘くないものでもスナック菓子などは歯に汚れがつきやすく、やはり注意は必要です。
これに対して野菜や果物など、繊維質を多く含む食品はそれらを噛むことにより歯をきれいにする効果があることもわかっています。
食事の際には良く噛んで食べることも虫歯予防に役立ちますので、食事の質と食べ方に関しても、あらためて見直す機会を作ってみてはいかがでしょうか。

虫歯の感染経路

虫歯菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しないといわれています。
歯並びや歯の形、歯の質などは遺伝しても虫歯は遺伝しません。
両親がどんなに虫歯が多い状態でいたとしても、人間ははじめから虫歯菌を持っているものではありません。
では、なぜ虫歯菌を持つようになってしまうのでしょうか?
実は虫歯菌は人から人へ感染する性質を持っていて、その主な感染経路は大人からであるということが、あまり知られていないことにも問題があります。
虫歯菌のまったくいない子どもに虫歯菌をうつす経路はいくつかありますが、それを避けるためにも次のことに注意しましょう。
@食事の際のスプーンやコップなど、大人が利用した食器などを共有しないA親がいったん口に入れたものを与えない(親が温度を口で確かめたり、硬い食べ物を柔らかく噛み砕くなど)B思わずキスしてしまうことも、よくあることですが、これも口から口への虫歯菌の感染の原因になりかねません。
親が感染経路を知り、ちょっとした注意をはらうことが、子どもの虫歯の発生を予防することにもなります。